女性用バイアグラと不整脈の薬、女医の治療

真にHDSS(性的欲求低下障害)などへの効果があると認められている女性用バイアグラは、もともと抗鬱剤として研究・開発されてきた薬です。これはバイアグラと名前がついていますが、抗鬱剤などと同じように、脳の中枢神経に働きかける薬です。
これが最近FDA(アメリカ食品医薬品局)に承認されたことで話題になったのですが、これ以前にもネット上では女性用バイアグラなる商品が出回っていました。
いわゆる男性のED(勃起障害)治療に使われてきたバイアグラと同じ成分(シルデナフィル)で、この作用により、女性器周辺の血流が良くなることで、膣内が濡れやすくなることでHDSS改善の効果が期待できるというものです。
従来扱われてきた女性用バイアグラにはHDSS改善に対するエビデンスはないとされていますが、これを使って症状が改善したという口コミもあります。
シルデナフィルは血流を改善させる効果だけなので、脳の中枢に働きかける真の女性用バイアグラよりも副作用の心配はありません。ただし、不整脈や狭心症の治療に使われる硝酸剤との併用は禁忌になっています。
併用してしまうと、薬の相乗効果で急激に血圧が低下して、心肺停止に陥ってしまう恐れもあるので、絶対に併用は止めましょう。
HDSSもEDも、どちらもデリケートな悩みです。特に女性にとって性の悩みは人に話しづらいことで、一人で抱え込んでしまう人も少なくありません。
病院に行くと男の医師が診察に出てきそうで嫌だというのであれば、必ず女医が診てくれるようになっている専門病院に行くと良いでしょう。これならば比較的抵抗なく受診することができます。
逆に、男性の場合はED専門病院では男性スタッフのみで構成されているところもあります。